LOG IN

屏風作り

by 川上 幸生

昨日は3時過ぎまで三井ホームさんの設計の勉強会へ参加してきました。耐震や断熱の高いレベルを要求されるのはさすが三井ホームさん。耐震、快適(断熱など)そして美しさ。来年もいい提案ができればと思います。

昨日水屋の天袋の襖も無事納まりました。来年お庭が残っていますが、今年はこれで一区切りです。

茶室には火が入ってました。炭点前を見せていただきましたが綺麗でいい具合に火がついています。火を見ると落ち着きますし、茶室に命が宿ったような心持ちになります。

躙口からの見え方も写真を撮らせていただきました。

茨城にある大澤表具店さんをご紹介して二曲屏風を作っていただいています。使用中どこかに当たっても穴が空きにくいことを考慮し、桟組の骨ではなくパネルを使っていただいてます。その中でも特に難しいとされる紙貼り蝶番の作り方を教えていただきました。

《羽根つがい》を付けるための寸法の割り出しをします。枚数は偶数です。両側は中央の半分の寸法です。寸法をきめたらのこめを入れます。ノコギリは、導付という細いものを使います。

羽根つがいに使う紙を裁断します。反古紙といって、昔の帳簿をほどいた薄くて丈夫な和紙を使います。

小さく裁断した和紙を、二枚ずらして重ねた骨に一つおきに糊張りします。完全乾いたら、上側の骨のみを上下ひっくり返します。写真のように互い違いになります。お互いに反対方向へ糊張りします。

その際に、中に《会差》という2~3㎜の厚みのあるものを咬ませます。ぴったり重ねると畳めなくなります。

羽根つがいが完全に乾いたら、羽根全体を少し厚みのある丈夫な和紙で全体をくるみます。《羽根くるみ》といいます。二枚が動かないように、釘で止めておきます。

羽くるみが乾いたら刃物で切れ込みを入れます。これを忘れて裏返しにすると切れてしまいます。

刃物は、カッターではなく厚みのある刃物を使います。今回は、《止め切り包丁》を使ったそうです。

切れ込みを入れたら裏返しにします。反対側が出てきますので、同じように羽根全体をくるみます。

乾いたら、両側のバリを落として同じように切れ込みを入れます。釘を抜いて、広げれば原形が出来上がります。ここから、まだ続きます。下張りを二回張って上張りを張っていくそうです。

完成が楽しみですね。

OTHER SNAPS