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着物

by 川上 幸生

今着物をおりひめ友禅さんで仕立ててもらっています。人生初のことです。着物なんて一生着ることもないかと思っていたのに不思議ですよね。10月の茶会があり、そこでお運び(お茶を客人の前に運ぶ役割)をすることになり、お茶のお稽古では古着の着物でしていますが茶会ということで新しいものを作ることになりました。おりひめ友禅さんはお茶の先生のご紹介で行きました。男性の着物で1着20万円弱ほど、家紋も入ります。袴は今回は古着を使いますが袴も新調すれば20万以上はすると思います。一生物として大事にしないといけませんね。

我が家の家紋らしい

反物の色を選んで、長襦袢を着て寸法を取るのですが、長襦袢を着た姿で着丈◯尺◯寸と少し長くしたり短くしたりで仕立て上がりの寸法を測ります。

尺貫法がここでも行きているな、建築と同じだなと思いながらでも建築とは長さが違うんだと思ってました。

着物の世界の尺貫法は鯨尺(くじらじゃく)が用いられます。元来定規がクジラのひげでつくられたことが由来というが定かではない。

鯨尺1尺は大工さんが使う曲尺 (かねじゃく) の1尺2寸5分に相当し、37.88cm。

計量法により,1959年以降は,鯨尺の製造,使用は禁止されていたが、1977年に製造ならびに販売が認められることになった。日本人の体型にあったまた反物を無駄なく使える物差しということなんでしょうね。

建築の世界も尺貫法が生きてます。四国間、京間などの寸法もそうですし、天井の高さや建具の高さ、建設資材も尺貫法を元に作られていますからm方の家などの場合はすごくロスが出てしまいます。襖の高さなどは時代と共に高くなってきていますがこれは日本人の身長が伸びてきたからなんでしょうね。変化しながらも伝統を守る、なぜなら伝統は長い時間の中で人に合う、人が快適に使えるために生み出されたものだからだと思います。

曲尺1尺2寸5分→鯨尺1尺→37.88cm。

曲尺の一尺は鯨尺の八寸になります。

曲尺と鯨尺で何故長さが違うのか。これは室町時代 世の中が裕福になるにつれて、将軍家や公家の身につける衣類が布をたっぶり使ったものになり、このため和裁で使用する鯨尺の尺が曲尺より長くなったという説があるようです。

着物は9月の中旬ぐらいに出来上がってくる予定です。楽しみですね。

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