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巾木って先につけるものなんです

by 川上 幸生

巾木というのは床と壁の間にある部材で、床と壁の隙間を作らないのと、掃除機をかけた時などに壁を傷めないために地味ですが大切な働きをしている部材。ハバギと読みます。

よくお客様への説明で壁の石膏ボードを貼ってから巾木を打ちますって言ってますが(正直その通り)実は本当の巾木って石膏ボードを貼る前に取り付けるものなのです。

最近は後付け巾木と言って、5mmぐらいの薄い工場で加工された無垢で無い巾木を石膏ボードを貼った後に取り付けて、そしてクロスを貼るという流れが一般的なのですが、私も現場によってはそういう風にしてますが、無垢材を使う場合には5mmぐらいでは実は薄すぎます。反ってきたりするので無垢材の場合にはこんな感じに石膏ボードを貼る前に先に柱などに取り付けます。

巾木の上には溝が彫ってあり、その溝に石膏ボードを差し込みます(柱の上に胴縁という木を横に打ち付け、その上に石膏ボードを貼るので巾木の上の断面は凹になっています)

本当の巾木の収め方

柱→床フローリング貼り、巾木取り付け→壁の胴縁の取り付け→石膏ボードの取り付け→クロスなどの仕上げの順番ですが、

最近多いのは

柱→胴縁→石膏ボード→巾木→クロスなどの仕上げ

大変手間のかかる作業なのであまり見ることも少ないですが、この方法だと石膏ボードと巾木の隙間も飽きにくく、無論強度的にもしっかりとしたものになります。

建築士の勉強の時にはこのやり方で習うのですが、現場ではあまり使われないので現場監督さんでご存知ない人も多いかもしれません。大工さんでも若い人は知らないかも…

でも家は見えないところにも手間をかけることで長持ちする家になります。

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