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不審庵

by 川上 幸生

昨日は京都にて表千家の不審庵を見学してきました。

朝古民家再生協会の奥田さん、藤川さんにホテルまでお迎えに来ていただき、この前上棟された現場を案内いただきました。新築で折置組みの木組み、木栓打ちの貫構造。むくり屋根の為の曲げた隅木、気合いの入った構造です。

見学は我々と大阪から来られた和装の女性。

不審花開今日春(禅語)。不審とは「いぶかしい」という意味で、人智を超えた自然の偉大さ、不思議さに感動する心だそうです。

お茶は中国より平安時代(9世紀)伝わり、鎌倉時代(12世紀末)抹茶は薬として飲まれていました。そして室町時代(15世紀)には中国からの舶来品である「唐物」を座敷飾りや道具にもちいて茶の湯が成立。安土桃山時代(16世紀)千利休が茶の湯を大成させました。以来400余年、茶の湯は日本人の暮らしに寄り添い日本の心となっています。古民家の仕事に携わり、古民家でお茶を立てて頂いたのをきっかけに興味を持ち習い始めました。今回お茶室のある住宅の設計をはじめてすることになり茶の湯の本家不審庵の見学を申し込みました。

不審菴とは、利休が営んだ茶室の名で、歴代の家元がこれを継承しています。お茶は一期一会、小さな空間で主人と客とがお茶を通して語り合う時間。不審庵を感じて、お茶の心、空気感を少しでも形にできればと思っています。

場内の撮影はできませんでしたが、苔生した路地にあるいくつもの茶室を確認見せて頂きました。

お昼は美味しい

お昼は美味しい親子丼のお店に連れて行って頂き、締めはヨーカンで有名なとらやさんで薄茶をいただきました。

とらやさん一緒に見学にお付き合いいただいた木村さんに教えていただきましたが、照明器具がとらやさんのマーク!

短い間でしたが京都を堪能させていただきました。

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