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巾木

by 川上 幸生

床と壁の見切りに入れるものが巾木(はばぎ・はばき)です。最近の住宅は木に見える工業製品がほとんどですが、私はあれが嫌いなので、どのお家でも無垢の木を使わせてもらっています。

我が家も無論無垢ですが、我が家はリビングだけ高さが高いものを使っています。

高さが10cmあります。巾木を使う目的は、床と壁の隙間を隠すとともに、掃除機などを当てて壁が痛むのを防ぐ役割もあります。

リビングだけ高さを変えたのは、部屋のバランスでどっしり感を出したかったのと、子どもが小さいのでいろんなものをゴンゴン当てて傷つきやすい部分なので壁を保護するとともに、傷がついて将来アンティークな感じにもなるのではという思いからです。

他の部屋は7cm、並べてみると違いがわかります。

この巾木、普通は石膏ボードの上からペタッと貼って取り付けるのが最近の家では多いのですが、我が家は上に溝を掘って石膏ボードを差し込むようにしています。材料が太くなって加工も手間が増えるのですが、時間が経っても巾木とクロスの部分の隙間が空きません。

完成したら見えない部分ですが、そういう見えない部分だからこそしっかりと造りたいと考えています。


川上 幸生
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