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淀屋橋

by 川上 幸生

大阪に淀屋橋という地名があります。大阪の中心地土佐堀川にかかる橋の名前でもあるのですが、由来を知っている人は少ないかもしれません。

江戸時代、米相場の基準となる米市を創設し、大阪が天下の台所と呼ばれる商都へと発展を遂げたのは豪商、淀屋の貢献が大きかったのです。

特に5代目の淀屋 辰五郎は「前代未聞の豪商」と呼ばれ、自身の屋敷の前に橋をかけて「淀屋橋」と名付けたのです。しかしあまりの財力がありすぎて恐れを抱いた幕府より闕所(財産没収)処分にされてしまいました。

淀屋 辰五郎

淀屋 辰五郎は1年間に遊興費を100万両(約1000億円)使ったとされており、その財力の大きさが伺われます。資産総額は20億両(約200兆円)あったと言われています。平成28年度の日本の国家予算が約96.7兆円、現在の国家予算を軽く超える資産、一体どんな生活をしていたんでしょうね。うらやましい。


川上 幸生
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