LOG IN

Wood Tenon

by 川上 幸生

少し前の情報ですが、

石川県能登町教委は22日、同町にある縄文時代の「真脇まわき遺跡」から、先端が突起状の「ほぞ」に加工された日本最古の角材が見つかったと発表した。

これまでは弥生時代より古い時代の遺跡から出土していないことから、角材のほぞ加工は同時代が始まりとされていた。

ほぞ加工は穴を開けた木材と接合するための工法で、発表によると、全長約1メートルの角材に長さ10センチ、太さ6センチの突起があった。角材は最大幅16センチ、厚さ約7センチだった。接合部は垂直に組み合わさるよう、ほぞや接合面が精巧に削られており、現代のほぞに近いという。ほぞ穴のある角材は見つかっていない。

発掘に参加した首都大学東京の山田昌久教授(考古学)は「縄文時代の木工技術を考える上で重要な史料。角材は住居ではなく特別な祭事用の施設の柱だった可能性がある」と話す。

2015年01月23日読売新聞の記事より

「真脇まわき遺跡」は、石川県鳳珠郡能登町字真脇にある縄文時代中期頃の盛り土で区画された大規模な集団墓地遺構が検出された施設です。(タイトル写真は真脇まわき遺跡にあるオブジェです)

このほぞ画像は DIY女子部 関東・九州エリアブログ より転載させていただいた。


ほぞとは柱や梁を組み上げる際に抜けないように木材を加工する技術。古民家などのほぞは、木材が乾燥して収縮することで外れにくくなる。また、腕のいい大工は木材それぞれが引き合うように木材を加工するそうだ。古民家に使われている「ほぞ」がはるか縄文時代からの先人達の偉大さがうかがいしれる。

LINE it!



川上 幸生
OTHER SNAPS