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土地選び

by 川上 幸生

どこに住むかは家を考える上で大切です。

賃貸住宅なら、その土地の利便性や環境、隣近所に住む人が気に入らなければ引っ越すことができますが、家を建てた場合にはそう簡単に引っ越すことは出来ません。

場所選びに苦労するのは下記のような問題だと思います。
1、利便性
2、その土地の素性を知らない
3、ご近所付き合い
4、予算

1、利便性
長年そこで暮らしていくわけですから利便性は大事なポイントです。駅などの公共交通機関が近くにあるか、今の生活スタイルでまず考えて、駅に近い方がいいのなら駅前の土地を探します。ただ利便性が良いところほど土地の値段は高くなりますし、小さく区割りされており大きな敷地を手に入れるのは難しいかもしれません。
そして、将来の自分達(自分と家族)の行動の変化を予測してみることです。例えば子どもが大きくなっていき、高校へはどう通うのか、大学はどこに進学するのか。もちろん将来のあくまで予測なのでその通りにはなりませんが、例えば娘が自転車で高校へ通学する計画だが、大雨で帰れなくなった時に仕事の帰りに寄ってピックアップできそうかなどです。

また、将来定年退職などで仕事を辞めた際にも趣味を謳歌できるように、例えば山が近い、海が近い、あるいは都心に近いのが良いという人もいます。どれだけの要素(妄想)を書き出せるかです。実家に近い、会社に近いなども無論大切な要素です。土地を購入するときに金額だけで先行して選ぶ人も多いのですが、予算はもちろん大切ですが、利便性を考えないと住みづらい住まいになります。

例)
100坪300万、郊外の破格の土地を見つけ、実際に現地に行って見たらなかなか良い感じ、土地代が安ければその分住宅ローンの支払いも安くなると飛びついたのだが、
町からも会社からも遠く、ガソリン代や子どもの定期代が高くつく。スーパーが遠いため近くのコンビニなどで買い物をするために食費も高くつく。最初は友達が遊びに来てくれたが、みんなの家が遠いのでそのうち足が遠のいた…

例2)駅に近いことを優先し家を購入したが、定年退職後趣味の木工を自宅で始めた。しかし作業の音がうるさいとご近所からクレームが。仕方ないので郊外の倉庫を借りてアトリエにしたが、車で片道30分ぐらいかかるためやっぱり足が遠のいた…

例3)土地の金額を第一優先に土地探し、中心部から東西南北様々な場所の土地を候補に入れては見たものの、結局どこに住むのが良いのかすらわからなくなって土地購入の計画は一時ストップしている。など

ある程度のエリアが絞り込めたら土地探しのスタートです。


川上 幸生
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